初めまして、営業部の森と申します。

弊社のウェブサイトをご覧くださり、誠に有難う御座います。

このウェブサイトをご覧になられたと言う事は、船や船員または船社に興味がおありなのではないでしょうか。または外国航路往来船に興味をお持ちではないかと思っております。

外航船・内航船に問わず、乗組員は船長、航海士、甲板手、機関長、機関士、操機手、通信長、通信士、司厨長、司厨員があり、皆様が船員として乗船される際にはこの中の役職どれかに就いて(若しくは兼務されて)乗船されるはずです。一般的には商船大学、商船高等専門学校、水産・海洋大学、水産・海洋高等学校、海員学校など、海または船に関係する学校を卒業された方の多くが、船員として職に就かれることになると思います。ここでは航海士や機関士を目指す将来の士官となる皆様に説明させていただきます。

学校に応じて、海技士免状 の取得できるまでの期間や種類などが異なります。そして晴れて海技士免状を取得できた際には、各企業の教育方針によっても異なりますが、士官候補生として実務に就くことになります。

当社の士官を目指す場合、中途採用者以外の新卒採用者の場合は、当社の仕事は航海するばかりでなく、船内作業や船体、機関、貨物のメンテナンスも行うので、先ずは士官候補生として甲板手や操機手と共に各作業を行っていただき、徐々に船の事を知っていただくことが必要になります。それは現場を知ることにより、実際に士官になった時、学んできたことがチェーンをつなぐように、次々に理解が出来るようになるからです。そして、その経験や実績を生かし、次の上級士官を目指していただきます。個人の能力また所持するライセンスの階級により、昇格する時間は異なりますが、当社の船機長また士官は当社で学んだ方々がほとんどです。

最後に外航船に務めるためには、最低限英語での会話や読み書きが必要になります。出入港時の書類の作成、燃料油補給時の会話や書類の作成、無線連絡、港湾荷役作業、船舶代理店や官憲、検査官の対応などでは、英語を使用することがほとんどです。書類などは辞書でも対応できますが、会話は話す回数を増やすことにより、徐々に慣れていきます。それらの練習は当社の外国人士官やクルーとも出来ますし、外出先で試しに使ってみることも、外航船の楽しみの一つではないでしょうか?仕事で船員として多くの技術を身に付けるばかりでなく、諸外国に出向くことにより、そこで出会った友人に会ったり、お気に入りの美味しいお店を見つけたり、ショッピングを楽しんだりすることも外航船ならではの楽しみ方ではないかと思います。また長い乗船を終えたら長い休暇も外航船乗組員の特権と言っても過言ではありません。その長い休暇で更に上級ライセンスを取得するための勉強をするも、長期のツーリングや旅に行くことも、また鍛え上げてボディービルの大会に出ることも可能です。

是非外航船に乗り自身の視野を広げられてみてはいかがでしょうか?

ご参考までに、弊社船員の母校を紹介致します(順不同)。

皆様のご応募(新卒の方)お待ちしております。