インマルFBからVSATに移行した時の感動をもう一度!
おやっ・・・?
この機材についている、あのマークは!
もしかして、ひょっとすると・・・!!
アップリンクしたばかりで、安定していない状態にもかかわらず・・・!!!
実際にはこの2倍くらいの速度が安定的に出ましたよー(興奮してたもんで、安定した時のエビデンスを取り忘れてしまいました。すんません)
Fleet Broadband(略してFB)で462kbps通信からVSATで数Mbps通信に移行した時も感動しましたが、今回はそれと同じかそれ以上の衝撃ですよ?
さぁ、若い船員たちよ!新時代に突入だ!!弊社の準備は、ほぼ整った!!!マグロ祭り中の停泊中船舶の船内ネットワークシステムに組み込んで、船内にある10か所以上のwifiアクセスポイント経由しても動いたぞ!!!洋上でも高速通信ができるようになるのも時間の問題だ。
ただ問題点も無い訳ではないんだけど、それはまた別の記事で書きたいなと思っています。
弊社ではブリッジ、デッキ、キャビン、エンジンルーム、etc... 何処にいても何時でもネットワークにつながる事を基本としています(※1)。
なんでそんなに何処でも繋がるようにしているかというと、すごく簡単に言ってしまえば「機械ができることは機械にやらせる」ため。煩わしい処理や重複してる処理を、サーバやクラウドを使用することでオートマチックに解決してしまう。メールでファイルのやり取りしなくても、陸上で必要とする書類はオンデマンドで船内サーバに取りに行けるし、その逆もまた可能になる(整理整頓は電子の世界でも基本中の基本)。手数を省力化して空いた時間を使ってさらに本質的なことが出来るようになる。
これをやるためにはネットワークの整備が欠かせない。
機械にはメンテナンス時間が定められていたり、物理交換をする時間(日時)が定められたりしているけど、機械が自分自身でメンテナンスタイムを知らせてくれたら、管理はもっと楽になるしミスも減る(人間はミスをする生き物なので「ミスが減る」というのがとても重要)。機械が自分自身でメンテナンスタイムを知らせる為には、ネットワークにつながっていないとうまくいかない。赤ランプや音で人間に知らせることは今も部分的にやってるけど、スマホやPCで確認できるようになったら便利になると思わない?機械の異常動作がメーカーのエンジニアに自動で通報されると、手間が減るし船舶の安全航行に繋がると思わない?今まではエラーコードの伝達が関の山だったけど、動作ログも送れるようになるから原因解析から復旧/交換までが段違いに良くなる。
これをやるためには、やっぱりネットワークの整備が欠かせない。
「機械ができることは機械にやらせる」ためと書いたけど「人間の為」でもあるよね。休憩時間に陸と同じように、動画、見たいじゃない?家族や友達、恋人との連絡なんて陸と同じようにやりたいよね。手紙よりも電話、電話よりも動画で連絡を取れる時代もすぐそこまで来てる。遠洋航海しているから連絡が取れない/取りずらい、なんて世界はそろそろ過去の話になりつつあるよね(時差は諦めてくれ)。(弊社では無いけど)少しでも電波を捉えたいからなるべく陸に近い航路を選択して・・・なんてことも過去にあったようだけど、航行中に高速通信できればそんな危険なこともしなくて済む。
これをやるためには、何があってもやっぱりネットワ(略。
ま、そんなこんなでネットワーク整備に力を入れている弊社でした。
※1 ホールドだけは―60℃なので・・・。