機関長は機関場の総責任者です。機関長は貨物冷却システムの運用・保守、甲板・電気・ポンプ・クレーンなどの機械類のすべての保守・運用、スペアパーツの使用・発注、船舶運航に必要な燃料の見積もりなどが主な仕事です。
また、機械類の保守や修理を計画し、船長や工務監督に報告します。良い報告だけ出来れば良いのですが、時には悪い報告もしなくてはなりません。
ですが悪い報告ほど早めに船長に伝えて、船としてどのような対応をとっていくのかを決断しなければなりません。
マグロの加工工程では、機関長の責務が重要であることは周知の事実です。急速冷凍の際には、冷凍機のシステムや急速冷凍室の温度管理を常にチェックする必要がありますが、私は機関士達のサポートを受け、 一緒に最高の質量を提供出来る様日々作業を行っています。
メーカー、外部エンジニア、そして機関場の私達が緊密に連携してタッグを組む事により、結果として荷主は私達の船に安心して荷物を預けて頂く事となります。