世界の各地で漁獲される高品質のマグロ。

そうした高品質のマグロをマイナス50~60℃といった超低温の環境下で鮮度を保持して安全に日本に持ち帰る、、、それが当社船舶の使命です。

ドライドックに入渠中の健太丸

マイナス50~60℃といった超低温環境を実現するために、当社の超低温冷凍運搬船の艙内には分厚い断熱材、機関室には十台前後の冷凍圧縮機や発電機3台を備えているのが大きな特徴です。

これら機器の性能を維持し続けるために当社の船舶は毎年修繕ドックに入渠して入念に整備を施しています。

また昨今社会的関心の高まっている環境問題への対策として以下取り組みを行っています。

・塗料メーカー様協力のもと船底塗料にはシリコン塗料を採用し、船底への藻類・貝類の付着を抑えてメインエンジンの負荷軽減に寄与している

・整流フィンやプロペラボスキャップフィンの採用によりメインエンジンの出力ロスを最小限にすると共に水中騒音を低減する事で海洋生物への負担を減らす取り組みを行っている。

・環境負荷の軽い燃料(LSMGO)の使用、ほか

フローティングドックに入渠中の元太丸

当社は船主・運航・船員管理(雇用/配乗)・船舶管理を全て社内(100%子会社含めて)で行っているため非常にチームワークが良く、日本人乗組員・外国人乗組員もみなひとつの家族のような雰囲気だと感じる時がしばしばあります。

もちろん仕事をするうえで良いことばかり、という事は当社に限らずほぼ無いでしょう。

当然壁にぶつかる事や難題に直面する時もあります。

そうした課題を解決出来たとき、大きな達成感とともに社会人として成長できたと実感出来るのではないでしょうか?

精一杯働いて無事に一航海を終え、充実感に満ちた表情で家族のもとに帰っていく乗組員を見送るとき、安堵感とともに是非また次の航海で一緒に良い仕事をしたいと思える、、、

東栄リーファーラインとはそうした達成感と成長する機会を得る事が出来る会社だと確信しています。